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この地球に山や森は存在しない・太古の超巨大植物・4章

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『「太古の超巨大植物実在・仮説」には短所もある。』
『その1。もし六方石が生物の細胞であるのなら、なぜあんなにも巨大な細胞を持っているのか? なぜ、途中までは細胞分裂、ある程度成長してからは細胞の巨大化という奇妙な成長方法をとったのか?』
『その2。YouTube動画「この地球に山や森は存在しない」のシリーズでは「太古の超巨大植物をケイ素生命体(シリコン生命体)ではないか」という仮説を主張している。だが、ケイ素生命体は理論上の産物で、実在は確認されていない。』

『その1は、最新の科学研究の成果で説明できるようだ』
『その2は、細部の失敗なので不良部品として切り捨てるべきだろう』

 

(1)

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 私の論敵となった「現代科学のアカデミズム守旧派」たちだが、細部の案件では鋭い一撃を命中させてきた。おかげで「超巨大植物・実在派」の短所も判明した。それらを記しておこう。公平な議論にするためだ。

>匿名 氏(2019年 1月 28日)
>「柱状節理(六方石)が生物の細胞であるのなら、なぜあんなにも巨大な細胞を持っているのか? なぜ、途中までは細胞分裂、ある程度成長してからは細胞の巨大化という奇妙な成長方法をとったのか?

 これは難問である。
 当時、私は明確な回答ができなかった。「超巨大植物・実在派」のオウンゴールである、と認めざるを得なかった。
 

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 データを調べ直した。そして反論できる可能性を見つけた。

http://www.nibb.ac.jp/press/2017/09/20.html
「基礎生物学研究所, National Institute for Basic Biology, 生物学, 大学院, 総合研究大学院大学, 基礎生物学専攻, 生命科学」
「プレスリリース - 植物細胞の大きさを決めるサイコロゲームを発見」2017.09.20

↑詳細は、この専門機関のサイトの記事を読んでほしい。

↓この記事を要約しよう。

>岡崎統合バイオサイエンスセンター/基礎生物学研究所の川出健介特任准教授は、東京大学大学院理学系研究科の塚谷裕一教授(岡崎統合バイオサイエンスセンター 客員教授)との共同研究により、葉の表皮細胞における 核内倍加 *1 という現象が、サイコロゲームのようにランダムに起こっていることを発見しました。
>さらに、核内倍加が起こるたびに細胞は一定の割合で大きくなるという、表皮細胞が独自に設けている成長促進ルールも見つけました。

>*1 核内倍加
>DNAが2倍になったにも関わらず分裂しないことがあり、それを核内倍加と呼ぶ。
>組織によって異なるが、DNAの倍加に応じて核、さらには細胞が大きくなる傾向にある。

>表皮細胞の大きさがバラバラになるのは、サイコロゲームのように無作為に核内倍加が起こり、それに応じて一定割合で成長促進が起こるからだと結論付けました。

>表皮細胞では このDNA量に応じて細胞の大きさが決まるので、結果として様々な大きさの細胞が現れる。

 上記の最新の研究データは「超巨大植物・実在派」にとって追い風である!
 核内倍加によって「植物細胞が超巨大化するメカニズム」が実在する可能性がある!

 

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 さらに私は別の仮説を思いついた。
 この記事の序文を思い出してほしい。それと関連する仮説だ。

 

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↑「レピドデンドロン リンボク、鱗木」

 

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↑「ヒカゲノカズラ」
 

>> 太古のレピドデンドロン(40m)と現代のヒカゲノカズラ(40センチ)とでは100倍ものサイズの差がある!
>> 実に興味深い事実である。疑問が次々に湧いてくる。
>> なぜ、同じヒカゲノカズラ目の植物なのに、太古と現代とでは100倍もサイズが異なるのか? この100倍ものサイズの差が生じた現象は例外的な特殊な現象なのか? それとも全地球的な規模で起きた普遍的な現象なのか?
>> もしかすると現在の地球の植物たちの先祖も、太古の地球では巨大植物や超巨大植物だったのではないか?

 この謎から推測すると、以下の仮説が産まれてくる。

『もしかすると太古の地球では巨大植物や超巨大植物のサイズが標準サイズだったのではないか?
『そうだとすれば、現在の地球の植物は超縮小化した異常な生物かもしれない!
『つまり、太古の超巨大植物は無理して巨大化したわけではなく、当時の地球環境が巨大化を促進する環境だったのではないか?

 そして上記の仮説は、この記事の5章から8章の内容へと密接に関連してくるのだ! 3個の仮説が、お互い同士を補完し合う関係なのだ。

 

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 いや。どや顔するのは、まだ早かった。
 まだ直接の証拠を出すところまでは行ってないからだ。この案件は、まだ、もめているところだ。論敵たちが敗走したので、今は宙に浮いている。微妙な状態だ。

 

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(2)
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 YouTube動画「この地球に山や森は存在しない」シリーズでは「太古の超巨大植物をケイ素生命体(シリコン生命体)ではないか」という仮説を主張している。だが、ケイ素生命体は理論上の産物で、実在は確認されていない。
 この短所は、上記の動画の内容で、もっともツッコミどころにされるポイントだろう。
 私は当初、ケイ素生命体の実在の可能性について擁護する立場を採ってみた。しかし、これのハードルは高すぎた。現時点では分が悪すぎるのだ。
「現代科学のアカデミズム守旧派」の論敵からの質問を以下に紹介しよう。

>匿名 氏(2019年 1月 28日)
>まず、ケイ素が酸化して出来る二酸化ケイ素や四酸化ケイ素は、いずれも常温では固体として存在する物質です。これは、我々がケイ素生命体だったとすると、深呼吸をした途端に肺が固体で満たされることを意味します。これでは、生命の維持に不可欠な呼吸を行えません。
>どうしてもケイ素生命体が存在するのだと主張するのなら、上記の問題点をいかにして克服するのか、納得のいく解答をお願いします。

>匿名 氏(2019年 1月 28日)
>また、ケイ素は炭素と似た性質を持っているものの、より不安定であり、ダイヤモンド型構造以外に安定した構造を持ちません。生物の体内にダイヤモンドが含まれないのと同じように、ダイヤモンド型構造だけで生命活動を行うのは不可能です。

 これらの質問に対して私は真正面からの反論が、できなかった。完敗である。
 

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 そこでYouTube動画「この地球に山や森は存在しない」シリーズでは取り上げていないデータと仮説を、私は導入した。それが「超大型恐竜の謎」、「地球重力変動・仮説」である。これは5章で取り上げる仮説だ。
 私は「地球重力変動・仮説」を元に、以下を主張した。「太古の地球環境は、現在とは何もかもが異なっていた可能性」を主張した。「当然、太古の地球の動物も植物も現在とは、何もかもが異なっていた可能性」を主張した。

 すると、本格的な議論に入る前に、論敵たちは敗走してしまったのだ。
 実は「超大型恐竜の謎」、「地球重力変動・仮説」は「現代科学のアカデミズム守旧派」にとっては鬼門なのだ。科学者たちが、この仮説について「見ざる聞かざる言わざる」の態度を採っているのは公然の秘密だ。だから、勝ち目がないのを悟って、論敵たちは敗走したのだろう。
 さらに、この記事の1章、2章、3章で説明したとおり、「六方石は溶岩の柱状節理で形成された」という仮説は完全崩壊している。そちらの議論でも「現代科学のアカデミズム守旧派」の論敵たちは勝ち目がないのだ。
 つまり、論敵たちは二重に勝ち目がないわけだ。それを悟って敗走したのだろう。
 私としては一安心である。
 

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 いや。どや顔している場合ではなかった。
「ケイ素生命体実在・仮説」に限って言えば、私は完敗したままだ。

 

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 だから、その後、私は仮説の細部について考え直していった。
 確かに私は「太古の超巨大植物実在・仮説」に魅了された人間だ。しかし、YouTube動画「この地球に山や森は存在しない」の内容の、すべてに賛成しているわけではない。というわけで「総論賛成・各論反対」の立場に切り替えることにした。

「太古の超巨大植物実在・仮説」→「賛成」
「ケイ素生命体実在・仮説」  →「反対。もしくは判断保留」

 実際、考え直してみると「ケイ素生命体実在・仮説」は必ずしも必要ないのだ。これ抜きでも「太古の超巨大植物実在・仮説」は成立するだろう。
 これは細部の失敗なので不良部品として切り捨てるべきだろう。
 その方向で改めて考え直した。その結果、私の思考は発展していった。他の仮説を導入して、それらと統合する新統合仮説へ進化したのだ。それが5章から8章までの内容である。

 

(3)
 ここで採点を行おう。
(1)と(2)に関しては私のオウンゴールだ! そこで自滅点2点を「現代科学のアカデミズム守旧派」に献上する。
得点
「現代科学のアカデミズム守旧派」 2
「超巨大植物・実在派」      4 


改訂記録
このページの第1稿 2019/06/16

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